皆さんこんばんは!れんこんです。
本日2個目の記事となりました。
卓男さんが子ソラスの素敵SSを書いて下さいました!
折角なので…と、僭越ながら挿絵など描かせて頂いたのですが、そらすのお手のシーンがどうしても描きたくて描いたのに、私、勘違いしてたよね(´・ω・`)
お蔵入り(´;ω;`)ノ
なので、挿絵一枚しかありません。
折角の素敵SSにしょぼいイラスト1枚だけしかつけられなくてすびまぜん…っ!(鼻水)
(記事を上げた後に2枚目も入れました)
素敵SSを下さった卓男さんのブログはこちら
卓男くんの趣味の部屋
長いので折りたたみます!
携帯からの方、すみません(´・ω・`)
子ソラス物語 |
| 卓男 |
ときに西暦2018年。 突然の異星人の襲来を「伝説の男」と呼ばれるたったひとりの陸戦兵の超人的な活躍で、かろうじて撃退した地球は、めまぐるしい復興を遂げていた。 ロンドン、上海、東京など廃墟と化した都市は、新しい都市整備計画によってより近代的な街へと生まれ変わっていった。 この物語は、復興途中の東京から始まる....
旧六本木ヒルズ跡− 新六本木ヒルズ建設予定地の基礎工事中に、地中から謎の小型生物が発見された。 犬でも猫でもなく、あえて例えるなら全長50cmの小型のゴジラ←注(株)東宝登録商標。 工事関係者は前年の異星人の置きみやげを恐れて、ただちにEDFの出動を要請した。
EDF調査班隊員A「これも宇宙生物ソラスなのか?...以前に出現した奴に比べて小さい...どういうことなんだ?」 ペリっ娘「この生き物は、ソラスと同じ種なのでしょうか?」 隊長「ソラスの幼生体なのかもしれない。成長することであの巨大な姿へ変わるのだろう。」 調査班は、正体不明の小型生物を「ベビーソラス」と命名し、処分作業に取りかかろうとした。 ベビーソラスは突然集まって来た人の群れに脅え、低いうなり声を上げて威嚇した。 隊員B「先の大戦では、異星人や巨大生物に何万人も殺されたんだ。こいつも殺してしまえ!!」 火炎放射器(弱)を構える隊員。 その前を遮るように、ペリッ娘がベビーソラスに近づいた。 ペリっ娘「待ってください。この子は脅えているだけ。大丈夫だから...ほら、怖くない。」 言葉が通じたかのように、うなるのをやめるベビーソラス。 隊長「おまえはナウ○カか?まあいい、研究用にEDFへ連れて行くとするか。」 ペリっ娘「ありがとうございます。私が責任を持って飼育します。」
ペリっ娘「ベビーソラスちゃん、あんたに名前をつけてあげなくちゃね。チビソラちゃんでいいかしら?」 ベビーソラスはペリっ娘の言うことを理解したかのように、きゅーんきゅーんと鳴きながら何度もうなずいた。 ペリっ娘「私の家族は異星人の襲撃で死んじゃったんだ。チビソラ、おまえも私もひとりぼっち。今日から私の弟分だからね。」
ベビーソラスは、たちまちEDF極東支部のアイドルとなった。 寝るときだけは檻の中で飼育されるが、隊員達がひっきりなしに「散歩」に連れ出すのだった。 ベビーソラスの放射火炎は、ちょうどいいライター代わりとなり、隊員のタバコ休憩に重宝された。 ペイルウイング隊隊員は、競うようにベビーソラスの服やマフラー、手袋を編んでプレゼントした。

一方、EDF研究班は、巨大宇宙怪獣ソラスに街を蹂躙された経験から、ソラス撃退のためにベビーソラスをあらゆる面から調査した。 分厚い皮膚はEDFの持つあらゆる武器を跳ね返し、唯一スナイパーライフル「ライサンダーF」のみがソラスの表皮を傷つけることができることがわかった。 火炎放射を吐く能力は、咽頭部のエネルギー嚢から揮発油状の液体を噴出することによると判明した。 首が短いため足下へ火炎放射を吐くことはできないという、ソラスの弱点も明らかになってきた。 驚くべきはその成長速度で、捕獲時に50cmだった全長は、半年で5mを超えていた。 その理由は、隊員達が「かわいいから」と毎日大量にエサ(ドッグフード、残飯、その他なんでも)を与えていたためと判明した。
ベビーソラスの飼育はEDFの最重要機密事項であったが、ついに報道機関にリークされてしまった。 アナウンサー「なんということでしょう。我々を守るべきEDFが、異星人の手先を飼っているというのです。人類の敵を倒すEDFは、いったいなにをしているのでしょうか?」 先の大戦で宇宙怪獣ソラスは東京中を暴れ回り、約5000人の犠牲者とそれに倍する戦災孤児を生み出していた。 「怪獣ソラス被害者の会」が、ベビーソラスの処分を求めてきた。 もしベビーソラスが暴れ出して惨事が起こったら、EDFは責任をとれるのか? 世論は、異星の怪獣に好意的ではなかった。 EDFはやむなく、ベビーソラスを凍結保存することに決めた。
ペリっ娘「チビソラ、もうお別れだね。何万年後かに目覚めたら、私のことを思い出してね。」 ベビーソラス「きゅーん、きゅーん」 ペリっ娘「ごめんね、「お手」をしてくれても、もうエサはあげられないの。さようなら...」 ベビーソラスは、特殊容器に封印されてEDF本部の地下1kmに埋められた。
それから半年、EDFは特殊部隊「ペイルウイング隊」をはじめ、超テクノロジーを応用した新兵器を備え、万全の体制で異星人の襲来に備えた。 しかし科学の力におごった人類は、自ら惨事を招こうとしていた。
前大戦で撃墜したマザーシップから鹵獲(ろかく)したジェノサイド砲の試射が、太平洋のビキニ諸島で行われようとしてた。 EDF兵器開発局隊長「いいか、ジェノサイド砲のエネルギーは一発分のみだ。失敗は許されない。」 EF24バゼラードの機上で、観測の準備をするEDF隊員。 兵器開発局隊員「大丈夫です。半径10km以内の住民は総員退去済み。ジェノサイド砲の照準は、確実に無人島を狙っています。」 隊長「よし、発射10秒前。総員、対ショック、対閃光防御!」 隊員「ジェノサイド砲、最終セーフティーロック解除します。」 隊長「3、2、1、0、ジェノサイド砲発射!」 対閃光防御サングラスをかけていても直視できないほどの光の束が一直線に伸びていき、標的となった無人島は完全に消滅した。 隊長「実験は大成功だ。われわれも近いうちにこの究極兵器を使いこなすことができるかもしれない。」 隊員「...人類は手にしてはいけない力を手にしてしまったのではないのでしょうか?」 オペレーター「!着弾地点より生物反応があります!」 隊長「なんだと?ジェノサイド砲の直撃だぞ。間違いではないのか?」 オペレーター「間違いありません。巨大な生物反応と金属反応がこのバゼラードに向けて接近中!」 隊長「緊急離脱!」 隊員「もうやっています!」 オペレーター「未確認物体から熱線が発射されました。」 隊員「バゼラードの機動ではかわせません。回避不能!」。 あわれバゼラードと乗員は、太平洋の藻くずと消えた。
EDF研究班はバゼラードの交信記録を解析して、ジェノサイド砲の爆発がたまたま休眠中の巨大生物を覚醒させてしまったと断定した。 太郎総理大臣は臨時閣議を招集し、異星人襲来対応マニュアルに沿って、自衛隊およびEDFの出動準備を要請した。 ゲル大臣「総理、いよいよ私の出番がやってきたようです。」 太郎総理「ゲルくん、きみは確か農林水産大臣だったと思うが...」 ゲル大臣「有事の際に細かいことを気にしている場合ではありません。未曾有の事態に備えて、よりオタク度の高いものが指揮を執るべきだと考えます。」 太郎総理「よしわかった。私もアキバ系の総理大臣だ。超法規的措置で、自衛隊の運用をゲルくんに一任する」 あわれ本来のハマコーJr.防衛大臣は、都民の避難という地味な役割を押しつけられて、おいしいところは軍事オタクのゲル大臣に取られてしまった...
海上自衛隊幕僚長「海上自衛隊第1護衛艦隊、あと30分で正体不明の生命反応に最接近します。」 護衛艦隊オペレーター「未確認生命体を確認。識別ナンバーXと命名。全長は40mを超えます。」 護衛艦隊参謀「ナンバーXは、生物反応と金属反応の両方が確認されています。」 オペレーター「ナンバーXより高熱源体発射されました。ソルリングタイプのミサイルと思われます。」 参謀「ただちに全艦隊のイージスシステム作働。ミサイルの命中前に迎撃せよ!」 オペレーター「イージスシステムは、ナンバーXからの磁気嵐で有効率30%に低下。艦隊への被害は避けられません。命中します!」 海上自衛隊の誇るイージス艦隊は、ナンバーXに接近する前にその戦力のほとんどを失った。
EDF極東支部は、試作段階であった決戦要塞零号機の出動を促した。 メカニック「零号機はプロトタイプのため、活動限界時間が30分しかありません」 基地指令「ならば30分で決着をつければよかろう。決戦要塞零号機、発進!」 オペレーター「零号機、ナンバーXより3kmに接近。カメラからの映像に切り替えます。」 基地指令「こ、これは...」 モニターに映された未確認生命体は、人類が見た生物のなかでもっとも禍々しい姿をしていた。 基地指令「これはメカソラス...異星人のサイボーグ生命体は、あれが最後の一匹ではなかったのか。絶対に奴に東京上陸を許してはいかん!」 オペレーター「零号機、全搭載兵器使用可能です。」 基地指令「ゴリアスZ全弾発射!スカイタートル発射準備でき次第発射!」 オペレーター「スカイタートル命中!」 爆煙の中から無傷のサイボーグ生命体が姿を現す。 基地指令「この兵器では、奴に勝つことはできない...」 オペレーター「メカソラスよりサッカーグレネードDが発射されました。零号機の装甲に付着します...」 戦場にそぐわない鮮やかな緑色の球体が、決戦要塞の表面を覆った。 次の瞬間、サッカーグレネードDがいっせいに爆発した。 噴煙が収まった海上に、人類最後の希望、決戦要塞の姿は消えていた。
遮る敵をすべて撃退したメカソラスは、我が物顔でお台場に上陸した。 お台場を代表するテレビ局の球体展望台をサッカーボールのように蹴り飛ばすと、メカソラスは満足げに咆哮した。 東京湾沿岸のガスタンク群の一斉爆破も、メカソラスの進撃をくい止めることはできなかった。
メカソラスは、新宿副都心へと向かっていた。 右原都知事「東京都は東京都の力で守る!こんなこともあろうかと用意しておいた秘密兵器が日の目を見るときが来た。」 右原都知事が知事公室のスイッチを押すと、高さ243mを誇る第一本庁舎が分割・変形し、巨大ロボットが出現した。 右原都知事「ははは、税金の無駄遣い、バブルの塔と揶揄された都庁の真の実力を見せるときが来たわい。パイロット搭乗せよ!」 東京都庁ロボット「大鉄人ベガルタ」に、右原軍団の渡テツ、舘ヒロキ、神玉(かんだま)サキがサングラス姿で乗り込んだ。BGMは、西部警察のテーマである。 巨大ロボットの存在がメカソラスの気を引いたのか、両雄は都庁前に相対した。 舘ヒロキ「これでもくらえ!」 かつて危険な刑事と呼ばれた舘ヒロキが、大鉄人ベガルタの持つ巨大な拳銃を連射する。 思わぬ攻撃にのけぞるメカソラス。 渡テツ「俺にも撃たせろ!」 愛用のショットガン(ガバナーXX)に撃たれ、前進を止めるメカソラス。 神玉サキ「ベガルタ・パーンチ!」 メカソラスの顔面にヒットして、思わず後ずさりするメカソラス。 右原都知事「格闘戦ならこちらの有利だ!エネルギーは、都庁の地下に秘密で建設した原子力発電所からいくらでも供給されるからな。」 しかし次の瞬間、轟音を立てて大鉄人ベガルタの右腕が地面に落ちた。 右原都知事「しまった。姉○建設に設計を任せたのがまずかったか...」 メカソラスの体当たりで、もろくも崩れる大鉄人ベガルタ。 渡テツ「腐ってやがる。早すぎたんだ...」 「ボスを守れ!」 ビルの陰から、ヤマさん、ゴリさん、ジーパンといった「太陽に吠えろ」の刑事たちが飛び出してきた。 しかし拳銃でメカソラスを食い止めることはできなかった。 勇敢な「太陽に吠えろ」のメンバーは、メカソラスに踏みつぶされて次々と壮絶な殉職を遂げた。 メカソラスは咆哮を上げると、新宿高層ビル群を破壊しまくった。
もはや東京を救う手だては残されていないのか? ゲル大臣「メカソラスは、秋葉原へと向かっています。」 太郎総理「私の聖地アキバが...」 ゲル大臣「メカソラスの足跡を残しておいて、怪獣メイドカフェを作ればよろしいかと....」 太郎総理「...こうなったら、奴に依頼するしかあるまい。」 ゲル大臣「奴とは?」 太郎総理「通称ゴルゴ31と呼ばれている、凄腕のスナイパーだ。」 ゲル大臣「EDFですら倒せなかった敵を、スナイパーひとりで倒せるとお考えなのですか?」 太郎総理「彼のミッション成功率は99.9%だ。彼に至急連絡を取りたまえ。」 ゴルゴ31「.....話は聞かせてもらった。本題に入ろう....」 太郎総理「ゴルゴ、引き受けてくれるのか?」 ゴルゴ31「成功報酬は、金塊で3兆円分。東京の復興費用を考えれば安いものだろう。」 ゲル大臣「ほかに用意するものは?」 ゴルゴ31「開発中のライサンダーXと、ジェノサイドカートリッジ弾一発を用意してもらおう。」 ゲル大臣「なぜ貴様が、EDFの機密兵器の存在を知っているのだ?」 ゴルゴ31「そんな話はあとだ。それと私の後ろには立つな!」 太郎総理「わかった、その条件で手を打とう。武器は至急用意させる。」
そのころ、EDF極東支部では、メカソラスの他にさらなる異変を感知していた。 オペレーター「メカソラス以外に、巨大な生命反応が出現しました!」 基地指令「なんだと!?」 ペリっ娘「チビソラだわ。メカソラスの叫び声がチビソラに共鳴して目覚めさせたのね。」 オペレーター「全長20mに成長したベビーソラスが、メカソラスへ向かっています。」 基地指令「なんということだ。勝った方が人類の敵になるというのか?」
メカソラスは、東京タワーを折り曲げ、上野の西郷さんの像を壊し、皇居のお堀で脱糞し、浅草寺の雷門の提灯を壊すなど、悪事の限りをし尽くしていた。 そしてメカソラスは東京都を抜け、千葉県にある東京ディ◯ニーランドへ無賃入園した。 ミッ◯ーや◯ニーの着ぐるみを着たまま逃げまどうスタッフ。 逃げ遅れた子供が、両親を呼んで泣き叫ぶ。 子供を容赦なく踏みつぶそうとするメカソラス。 そこに間一髪、ベビーソラスがメカソラスに体当たりをして、子供を救った。 子供「ありがとう、ソラスさん。」 ベビーソラスvsメカソラス、おとぎの国を舞台にして最終決戦がはじまった。
メカソラスの全長は40m、成長したベビーソラスの2倍以上の大きさがある。 メカソラスのプラズマ砲を、敏捷性を活かしてかわすベビーソラス。 しかしソルリング・ミサイルの直撃を受け、むせかえるベビーソラス。 そこへペリっ娘とゴルゴ31が到着した。 ペリっ娘「チビソラ、もういいから。こんな大きい奴にかないっこないんだから。」 ペリっ娘の声に反応して、思わずふり返るベビーソラス。 そのすきをついて、メカソラスがベビーソラスをがっちり捕まえた。 相撲で言えばがっぷり四つに組むという形だが、身長差がありすぎる。 ゴルゴ31が無表情でライサンダーXを構えた。 ペリっ娘「やめて。チビソラにあたっちゃう!」 ゴルゴ31「ベビーソラスのエネルギー嚢の位置を教えろ。どのみち、もうあの怪獣は助からない。」 ペリっ娘「!」 ペリっ娘はすべてを理解した。この男はベビーソラスのエネルギー嚢とジェノサイドカートリッジ弾を反応させて、メカソラスとベビーソラスを消滅させようというのだ。 ペリっ娘「わかりました。私も特殊部隊ペイルウイングの一員です。その狙撃、私にやらせてください。」 ゴルゴ31「...」 シンデレラ城の塔の上から、ペリっ娘とゴルゴ31は2体の巨大怪獣を臨んだ。 ゴルゴ31「弾は一発のみ、ライサンダーXの反動は大きいぞ。」 ペリっ娘「わかっています。しかし動きが激しくて、照準が...」 メカソラスの爪が、ベビーソラスの首筋に食い込む。 ペリっ娘「チビソラ!」 苦しげに、しかし懸命に「お手」をしようとするベビーソラス。
 一瞬、2体の巨獣が制止した。 ペリっ娘「さようなら、チビソラ〜!!お前のことは忘れないよ〜!」 ライサンダーXから放たれたジェノサイドカートリッジ弾は、ベビーソラスの喉元のエネルギー嚢に命中した。体内で核融合を起こしたベビーソラスは、メカソラスともつれ合ったまままばゆい紫色の光に包まれた。 光のシャワーが収まると、そこに巨大生物の姿はなかった。 ペリっ娘「チビソラちゃん、チビソラちゃん...」 かつて子供達の楽園であった遊園地は、精いっぱい地球を守った一匹の怪獣の眠る場所となった。
ゴルゴ31「総理、報酬は不要だ。EDF隊員が怪獣を退治した。」 人類は、まだ次の異星人の襲来を知らない. |
卓男さんありがとうございました!
卓男さんのお言葉に甘えて2枚目もいれました。
描いてるうちにエキサイトしちゃって、気が付いたらなんか踏まれてたんだよね(´・ω・`)
あと、31さんは13さんとは違うので敢えて資料見ずに描きましたw